Premium Cotswold Holiday for teenagers 2019
今年は家の改装も最終工程に入ることもあり、夏休みは日本からのお客様は期待していなかった矢先にメッセージが入った。「うちの子とお友達でイギリスへ行きたいと言っているんですが、大丈夫でしょうか?」
去年受け入れたメンバーのうち二人がリピーター参加してお互いにクラブ活動の友人を
連れて、合計4人で14歳の男の子たちが8月のお盆休みにやってくることになった。
さあどうなることやら。
夕方に到着後、夕食までの時間少し運動がてらウートンの町を散策した。
町といってもとってもウートンは田舎で、あちこちで馬や羊などが飼われていたり、林の中では
野生のリス、ウサギ、鹿、狐などを見かけることが多い。子供たちは早速ポーニーたちに近寄り
触れ合うことで癒され始めていた。林の中では、大きな木から吊り下がったブランコに挑戦したり、
多分大阪近郊ではなかなかこういう大自然に触れ合えないためか、日に日に子供達の表情が
和んで本来のいい笑顔が戻ってきていたのが手に取るようにわかった。ストラウドのファーマーズ
マーケットでは、養蜂家のおじさんにはちみつを味見させてもらい、家族へのお土産にすると
真剣そのもの(写真下)。
できるだけ日本では体験できないことをイギリスで経験してもらおうと、朝食のパンも当番制でみんなに
作ってもらった。この年齢の男の子はそれぞれの家庭でまず台所に立って何か作ることはないのだが、
みんなそれぞれなかなかの手つきでうまく焼き上げていった。日本では、学校の成績が評価のすべて
だが、PCHではそれぞれが「どれだけ自分の限界に臨んだか?」「どれだけ仲間のことを考えた行動ができたか?」
「どれだけ英語を使ってコミュニケーションを取ろうとしたか?」「どれだけ勇気を持って取り組めたか?」など
をチャートにして毎日評価をしていった。子供たちはちょっと気を抜くとあっという間に追い越されてしまう
くらいにお互いに競り合っていたものの、最後までみんな頑張った。3日目くらいから全員の表情がグンと良くなり、
自分に自信をつけていった様子がよくわかった。
最終日前日、文化交流を兼ねて私が日本語を教えているデイジーとその友達のホリーに来てもらって一緒に巻き寿司を
作り、食べた。彼らは二人に会った瞬間急にシャイになって言葉数が減ったものの、Youtubeであやとりの仕方を
皆で学んで練習し、デイジーとホリーのまえで披露し、一緒に遊んだ。これは私がやるようにいったのではなく、彼ら
自身に任せて何か日本の文化を紹介してみたらとの提案をもとに彼らが考えて生み出した交流だった。
さすがはおもてなし上手の日本人、大いに感心した。
「自分で考えて自己責任を取れる人間になる」まだまだ子供だが、大きな第一歩を踏み出したように見えた。
あっという間の10日間が終わり日本へ帰っていった。
それから数ヶ月後、親御さんからメッセージが届いた。
学校の担任の先生から、「いろんなことに取り組む姿勢が積極的になって、表情もグンと良くなりましたね。
イギリスできっといい経験をしてきたんでしょうね。」と言われてとても喜んでいます。
さらにクリスマスには本人からカードが届いた。
「この機会に恵まれたことで、学校での英語の勉強を頑張れました。そして成績が上がりました。
また機会があればぜひ参加したいと思います。』
今までのなかで一番素晴らしいクリスマスプレゼントになった。
今年は家の改装も最終工程に入ることもあり、夏休みは日本からのお客様は期待していなかった矢先にメッセージが入った。「うちの子とお友達でイギリスへ行きたいと言っているんですが、大丈夫でしょうか?」
去年受け入れたメンバーのうち二人がリピーター参加してお互いにクラブ活動の友人を
連れて、合計4人で14歳の男の子たちが8月のお盆休みにやってくることになった。
さあどうなることやら。
夕方に到着後、夕食までの時間少し運動がてらウートンの町を散策した。
町といってもとってもウートンは田舎で、あちこちで馬や羊などが飼われていたり、林の中では
野生のリス、ウサギ、鹿、狐などを見かけることが多い。子供たちは早速ポーニーたちに近寄り
触れ合うことで癒され始めていた。林の中では、大きな木から吊り下がったブランコに挑戦したり、
多分大阪近郊ではなかなかこういう大自然に触れ合えないためか、日に日に子供達の表情が
和んで本来のいい笑顔が戻ってきていたのが手に取るようにわかった。ストラウドのファーマーズ
マーケットでは、養蜂家のおじさんにはちみつを味見させてもらい、家族へのお土産にすると
真剣そのもの(写真下)。
できるだけ日本では体験できないことをイギリスで経験してもらおうと、朝食のパンも当番制でみんなに
作ってもらった。この年齢の男の子はそれぞれの家庭でまず台所に立って何か作ることはないのだが、
みんなそれぞれなかなかの手つきでうまく焼き上げていった。日本では、学校の成績が評価のすべて
だが、PCHではそれぞれが「どれだけ自分の限界に臨んだか?」「どれだけ仲間のことを考えた行動ができたか?」
「どれだけ英語を使ってコミュニケーションを取ろうとしたか?」「どれだけ勇気を持って取り組めたか?」など
をチャートにして毎日評価をしていった。子供たちはちょっと気を抜くとあっという間に追い越されてしまう
くらいにお互いに競り合っていたものの、最後までみんな頑張った。3日目くらいから全員の表情がグンと良くなり、
自分に自信をつけていった様子がよくわかった。
最終日前日、文化交流を兼ねて私が日本語を教えているデイジーとその友達のホリーに来てもらって一緒に巻き寿司を
作り、食べた。彼らは二人に会った瞬間急にシャイになって言葉数が減ったものの、Youtubeであやとりの仕方を
皆で学んで練習し、デイジーとホリーのまえで披露し、一緒に遊んだ。これは私がやるようにいったのではなく、彼ら
自身に任せて何か日本の文化を紹介してみたらとの提案をもとに彼らが考えて生み出した交流だった。
さすがはおもてなし上手の日本人、大いに感心した。
「自分で考えて自己責任を取れる人間になる」まだまだ子供だが、大きな第一歩を踏み出したように見えた。
あっという間の10日間が終わり日本へ帰っていった。
それから数ヶ月後、親御さんからメッセージが届いた。
学校の担任の先生から、「いろんなことに取り組む姿勢が積極的になって、表情もグンと良くなりましたね。
イギリスできっといい経験をしてきたんでしょうね。」と言われてとても喜んでいます。
さらにクリスマスには本人からカードが届いた。
「この機会に恵まれたことで、学校での英語の勉強を頑張れました。そして成績が上がりました。
また機会があればぜひ参加したいと思います。』
今までのなかで一番素晴らしいクリスマスプレゼントになった。